計測したいもの
1)LP(ランディングページ) の PV(ページビュー)数 と各 store に流入した割合
2)LP 経由の store でインストールされた数
計測理由
1)LPの役割として、各storeへ流入してもらい、インストールしてもらった数が重要なので計測したい。
2)Android の google play store と iOS の app store でインストールされたアプリはどこ経由でダウンロードされたのか把握してモニタリングする。データを分析して、対策を立てられるようにしておく。特に今回はLP経由でどのぐらいインストールしたか測るための設定を行った。
今回使うもの
google analytics firebase analytics firebase dynamic link
1)LP の PV 数 と各 store に流入した割合 の計測方法
PV 数はgoogle analytics を設定すればいいので(js を html に埋め込む)割愛。
google analytics で 各ストアへの link をクリックしたとき、 google analytics に event を送信するように設定 実際の方法はjsのgtagを設定している部分にこんな感じのメソッドを追加し、aタグにも少し要素を追加すればok
var trackOutboundLink = function(url) { gtag('event', 'click', { 'event_category': 'イベント名', 'event_label': url, 'transport_type': 'beacon', 'event_callback': function() { document.location = url; } }); }
aタグにonclick追加して、onclick="trackOutboundLink('ストアのurl')
を設定します。
すると、google analytics にリンクがクリックされた回数がイベントカテゴリー名とともに現れるようになります。 (リアルタイムで見るか、リンクを押した後次の日とかに過去のデータに集計されているはず)
store 流入した割合を見るのに重要なことは、コンバージョンの「目標の設定」を行うこと。 目標を作成、編集、共有する - アナリティクス ヘルプ
ここで、js に設定したイベントのカテゴリー名を設定してあげれば、 PV数 に対して、どれだけの人がstoreへのリンクをクリックしたか、コンバージョン率がわかる様になります。 (設定時のテストでは過去の値を使って、xx%と結果が出ますが、設定後は何も表示されず、その日からデータ集計されます)
2)LP 経由の store でインストールされた数 の計測方法
firebase analytics を アプリに入れる。sdkの設定が必要なので詳しくはこちらをご確認ください。
ということで、firebase analyticsは設定されているとします。 これだけでインストール数などがわかるが、どこを経由でアプリがインストールされたのかはわかりません。 そこで、 firebase dynamic link の出番です。
このリンクを設定すると、 firebase-dymaniclink-sample.com/xxx_xxxx_xxx という感じの custom link を作成でき、1つのリンクで、
ということができます。 また、特定のアプリのページを開くとかも設定によって可能です。
firebase ダイナミックリンクの設定ページでそれぞれのリンクをクリックすれば、 グラフで、リンクのクリック数、インストールされた数、すでに入っているappをオープンした数などが確認できます!